湯谷温泉への旅


毎年恒例の職員旅行(という名の忘年会)で
愛知県新城市にある湯谷温泉に行ってきた。


職員「旅行」と言っても現地集合である(笑)


車で行ったほうが楽なのだけれど
JR飯田線に乗ってみたかったので
あえて、ゆっくりローカル線の旅をしてみた。


まずは名鉄豊川稲荷駅へ。


豊川稲荷は何年か前に初詣に来ているし
乗り換えまでの時間もあまりなかったので
さっと通っただけ。


参道で売られている稲荷寿司の種類は
以前よりも増えていたような印象。
いまやB級グルメの元祖みたいな存在である。


名鉄駅に隣接するJR豊川駅飯田線に乗る。
平均して1時間に1本しかない。


目的地は湯谷温泉駅なのだけれど、
今回のもう一つの目的地「長篠城駅」で途中下車。


このあたりが、織田・徳川連合軍と武田軍が戦った
長篠の戦い」の舞台だった土地なのである。
長篠城はすでに残っていないが、史跡保存館というのが残っている。
長篠城から徒歩8分。
1時間後に次の列車が来るまで見学。


長篠城の本丸跡。
跡形もないのに、名城100選に入っているらしい。


土塁の紅葉。


近くの山々には各武将たちの陣地があったらしい。
ただの平和な山にしか見えないが、
当時を想像してみると、なんだか不思議な気分になる。


時間があれば陣地跡なども巡ってみたかったけれど
あっという間に電車の時間が近づいてきたので
急いで駅へと戻る。


湯谷温泉駅に到着。
昭和な風情が残る小さな山間の温泉街。


きれいな川(宇連川)に沿って、古い宿が並んでいる。


忘年会場。
見た目はパッとしないが(失礼)、
料理やサービスはとても良かった。


献立表。
鯉とかアマゴなどの川魚や地元の食材が中心。


初めて食べた、柿のてんぷら。
カボチャのような優しい甘さ。


温泉の泉質も良かった(ような気がする)。


翌日は豊橋で乗り換えることにして、
これまたB級グルメで売り出している、
豊橋カレーうどん」を食べて帰った。


うどんの下にご飯が隠れていて、
最後はカレーライスのようにして食べる。


豊橋はウズラの卵が有名なので、
うどん・そば屋のテーブルにはウズラの卵を割るための
専用のハサミが置いてある。
と、テレビで見たことがあったのだけれど
本当に置いてあった(笑)


たまにはゆっくり電車の旅も悪くない。

彼女たちが輝く一瞬 〜 名桜祭2013


今年の大学祭でもたくさんの写真を撮り
3日間で3本のビデオ(30秒のダイジェスト版)を作った。


毎年同じ光景が繰り返されるだけのようにも見えるのだけれど
そこには、撮りたくなるシーンや
カメラを向けずにはいられないシーンがいくつもある。


ただ、楽しいだけの大学祭ではない。
去年も今年も最終日は雨になり
模擬店を担当する学生たちは
早朝から雨でずぶ濡れになりながらテントを立て
少ない人数で休む間もなく模擬店を運営していた。


一方、大学祭実行委員のメンバーは
連日ほとんど徹夜状態で走り回り、
雨のためのスケジュール変更に振り回された。


まるでAKBの少女たちのように
次々と襲いかかる苦難と試練でボロボロになりながら
でも、それを乗り越えて、輝く瞬間が見えるのだった。


それらをうまく撮影することはできなかったけれど
なんとか形に残しておきたかった。


オープニングの風船を準備する大祭委員。


オープニング。


模擬店いろいろ。


模擬店本部。


初日は大盛況。


大祭実行委員いろいろ。


華やかな場所から遠く離れたところ(キャンパスの外)で
来場者対応をする大祭委員たち。


2日目は雨。



後夜祭。
雨が上がったので、去年は中止となった火舞。


大学祭実行委員のメンバーが総出で
来場者を見送る「ファイヤーロード」。


ムービー1(学内向けのスポーツ大会)


ムービー2(本祭初日)


ムービー3(最終日)

新潟からの帰路


新潟での集中講義を終えてからは
福島〜栃木〜長野というルートで帰宅。


まず、20数年ぶりに郡山の叔父さんの家へ。
小学生の頃から大学生になるまで、
夏休みに何度も遊びに行き、長期間滞在していた場所。


田んぼ、森、ローカル線と無人駅、...
昔からずっと変わらない景色が懐かしかった。


震災時の話や、現在の福島での生活の話などを聞く。
メディアを通して聞く内容とは、やはり違っていた...。


郡山から日光東照宮へ。
小学生くらいの頃に一度来ているはずだが
ほとんど記憶に無い。



「見猿言わ猿聞か猿」って、こんなに小さかったのか...


栃木から長野へ移動し、小諸に宿泊。
小諸は、高校生の頃から気になっていた場所。
というのも、高校の時に教科書で読んで暗記していた
「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ」で始まる詩が
(記憶力の衰えた)今でも忘れられないからだ。


この詩で島崎藤村のファンになり、
「初恋」の文章の美しさに感動して
高校1年の夏休みに書いた『独断的藤村論』という感想文が
国語の先生に気に入られて、クラスの前で朗読させられたっけ...


高校生の時からずっと想像していた小諸の古城。
石垣しか残ってなかったけど。


藤村作品に何度も出てくる千曲川
古城跡から見下ろすこの風景を、藤村も見ていたのだ。
そう思うと、感慨深い。


古い街道が残る、こじんまりとした町だった。
最近はTVアニメの舞台にもなったらしい。




翌日は同じく信州の安曇野にある、
有名な「大王わさび農園」へ。


黒い日除けの下に水が流れていて、
わさびが栽培されている。


わさび丼は想像通りの味(笑)




続いて暑さを避けるために黒部ダムへ。
観光放水中。


放水路の真上から。虹が出ていた。


ちょうどお盆期間だったので
どこも混雑していて、暑かったな (> <)

集中講義@敬和学園大学


今年で2年目となった、
敬和学園大学新潟県新発田市)での映像制作集中講義。



新発田を知る!」という共通のテーマで
新発田市内のいろいろなモノや人を紹介する作品を制作。
4日間(企画1日、撮影1日、編集2日)しかないので
映像制作初心者にとってはハードなスケジュールである。


まずは企画会議。
10名の受講生を3チームに分けた。


「寺町」というエリアを紹介するチームの撮影風景。


歴史とかお寺とかにまったく興味のなさそうなメンバー(笑)が
下調べもろくにせずに、行き当たりばったりの取材をした。
ある意味では、そのいい加減なノリが面白いとも言えるのだが
関係者は立腹するかも知れない問題作。


こちらは、月岡温泉という有名な温泉を取材した中国人留学生チーム。


そもそも温泉のことをほとんど知らなかったので
単なる温泉紹介的な内容ではなく
「日本人にとって温泉とは何なのか」を中国に向けて発信するような
作品を目指したもの。
(字幕とナレーションは中国語)
限られた制作時間のなかで難しいテーマに取り組んだのだけれど、
なんとかまとまった作品になった。


もう1チームは、市内の和菓子店をレポート。
新発田藩に献上していたという400年の歴史をもつ水飴などを紹介。



3作品はいずれも、初めての作品にしては「見られる」作品になった。
手直しをした後でYouTubeで公開予定。

名古屋の中央卸売市場


学生の引率業務で、中央卸売市場に併設する水産会社を訪問。
9階から中央卸売市場を見下ろす。
名古屋ドーム4個分とのこと。


市場を見学。まずはマグロ低温卸売場。
マグロ専用のスペースがあるのは、さすがに北海道とは違う。
毎朝600本ほどのマグロが取引されるとのこと。


市場を見回りながら説明&質問。


市場内の仲卸業者でウナギをさばいていた。


市場内を移動するための丸くてカワイイ乗り物。
乗ってみたい...


その日の朝の取引量がわかる黒板。
「メジ」とか「つばす」とか「サゴシ」とか、
聞いたこともない名前もあって、
魚の種類が北海道とはぜんぜん違うことがわかる。


ウナギに泥を吐かせるための施設。
例年なら、この丸い樽のような容器がいっぱいらしいが
ウナギ不足のせいで室内はガラガラ。


「5度」「マイナス15度」「マイナス50度」の3種類の冷蔵庫を見学。
さすがにマイナス50度だと数分が限界。
学生は長袖のスーツ姿だったが
私は半袖ポロシャツ一枚だったので厳しかった。
ただ、北海道の真冬の夜に、外でイベントを眺めてる時の方が寒いかも知れない。


最後に先輩社員との懇談。
一人は昨年卒業したゼミ生で、久々の再会。
学生の時からしっかりしていたけど、すっかり立派な社会人になっていたのだった。


引率という形で、ふだんは行けない場所を見ることができて楽しかった。
大人になってからの社会見学は楽しいものである。


トヨタの工場も一度見てみたいのだけれど...





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最近(?)のあれこれ


最近はfacebookの方ばかり更新していて
ブログの更新が滞っていたのに気づき、
ここ2ヶ月ほどの出来事を振り返ってみた。


〜4月下旬〜


トルコ館がOPENした「野外民族博物館リトルワールド」へ。
ここに来るのは2回目だけれど、
世界各地の生活がわかる施設もなかなか興味深いし
博物館の展示も面白いし(1日では足りないくらい)
なんといっても世界各国の食べ物(アルコールも)が楽しめるので
リピートしても飽きない。


(写真はドイツの教会)


話題のトルコ館には、ものすごい行列ができていて
テレビCMでは笑顔いっぱいのトルコアイス売りのおじさんが
ぐったりして無表情だったのがウケた。




〜5月初旬〜


毎年この時期に開催することになっている、
所属NPO法人の総会に参加。


飛行機がとれなくて、旭川から稚内までレンタカーで往復。
北海道はまだ雪景色で、春はまだまだ先という感じだった。


2泊3日の滞在中に、なつかしい味を堪能。
まずは宗谷岬の間宮堂で帆立ラーメンと帆立カレー。



総会のあとの打ち上げでは、北海道らしい網焼き。




〜6月1日〜


職場の同僚と、珍しく男子会(笑)
暖かくなってきたので、外のテーブルが気持ちよかった。


〜6月6日〜


2年ゼミで有松散策。
キャンパスそばにある東海道の宿場町・有松へ。
江戸時代から「有松絞り」が有名で、
当時の繁栄ぶりをうかがわせる街並み。




〜6月16日〜


今年度1回目のオープンキャンパス


今年は、所属学科の総合プロデュースに加えて
キャンパス全体のことも配慮しなければならない立場になったので
これからますます忙しくなりそう (> <)




アジサイの時期になった。




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ゼミでキャンパス紹介(タケノコ掘り)


今年度から大学の広報活動の一環として
Facebookページを使った大学紹介を始めたので、
2年ゼミではそのためのコンテンツ制作をしている。


第1弾は「タケノコ掘り」。


キャンパス内には竹林が数ヶ所あり、
4月末から5月にかけて、タケノコがたくさん生えてくる。
付属の幼稚園や、ゼミなどでタケノコ掘りをするところも多く
(早い者勝ちである)
採ってきたタケノコを調理実習室で料理して食べたりもしているのである。


2年ゼミの学生たちと竹林を見に行ったら
何本かタケノコを見つけたので、
でもスコップ等の道具は持っていなかったので
手で無理やりもぎ取る様子を撮影。


できあがったビデオがこちら。




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