新潟で集中講義


今週は月曜〜木曜まで
新潟県新発田市にある敬和学園大学に呼ばれて
集中講義「現代メディア論」を担当。


新発田城


敬和学園大学
周囲を水田に囲まれた、1学年200名の小規模な大学である。


「現代メディア論」といいつつも講義はほんの少しで、
実際は映像制作をメインとした実習形式。


映像制作は初めてという学生ばかりだけれど
今まで稚内や名古屋で学生たちが作った作品を見せたら、
「自分でもできるかも」という気持ちになったようである。


簡単そうに見えても、実は奥が深いのだが
それは体験してみないとわからない話...



今回は「私の好きな場所」というテーマで
キャンパス内のあちこちを紹介する作品を作ることにした。


企画会議の後、キャンパス内を中心に撮影開始。


3日目は朝からずーっと編集作業。


最終日の4日目。
編集の仕上げ作業のあと、ロビーのような場所で上映会。
館内放送で呼びかけたので、教職員も見物にやってきた。


初めてにしてはインタビューもしっかりできていたし
なかなか「見られる作品」になっていた。
職員の方々にも好評。


完成作品は、近日中にYouTube敬和学園大学公式チャンネルで
公開される予定である。


来年2月に「現代メディア論2」が予定されているので、
次回は冬の新潟を訪問予定。


(追記)
初心者を対象に、映像作品の構成、撮影の基本、
編集ソフトの使い方から書き出しまで、
ゼロから教えて映像作品を仕上げるという講座を久しぶりに担当した。


今まではアシスタントがいることが多かったので
今回は一人でできるかどうか不安な面もあったのだけれど、
経験がモノを言って、なんとか形にすることができた。
戸惑ったのは、今までアシスタントに任せていた部分
(編集ソフト「プレミア・エレメンツ」の操作)くらいか。


現在所属している短大では
なかなかこうした映像制作ができないので、
久しぶりの作業が刺激になった。


初めて訪れた土地だったけれど、地元の人から話を聞いていると
新潟(新発田市)でもいいドキュメンタリー作品を
生み出していけると確信した一週間だった。