寝ても覚めてもAKB
今週末(7/16)のオープンキャンパスで
「恋する教養 〜 AKB48編」
というミニ授業を担当することになっている。
AKB48のような社会現象を
経済や心理、メディアなどといった視点から考察して
高校生たちに「教養」とは何かを考えてもらう内容である。
80年代のアイドル黄金期に青春時代を過ごしたので
アイドルにはわりと詳しい方だし
おニャン子クラブもけっこう好きだったのだが(笑)
さすがにAKBには興味はなく
4、5人の主要メンバーの顔を知っているくらいだったので
ここ2週間あまりで猛勉強をしている。
その結果──
けっこうAKB48が好きになり始めているのだった(笑)
好きになったというよりも、
ドキュメンタリー映像なんかを見ていると
彼女たちが私が想像していたよりも
はるかにプロフェッショナルで、したたかなので
ちょっと見直して感心しているという感じ。
大人たちに操られているだけの存在かと思っていたが
あえてそういう立場を利用して
言われるままに操られているフリをしつつ、
自分の夢を実現しようとチャンスを虎視眈々と狙っている、
という強い意志を感じる。
まだ48人のうち10人程度しか区別できていないが
関連メンバーを含めると総勢150人近くいるようなので
全員の顔を覚えようとは最初から考えていない。
あくまで「AKB48」という存在とは何なのかを
オープンキャンパスという場を利用して
参加者(高校生、在学生、教員)と一緒に考えていこうと思っている。
与えられた45分という時間では、とうてい捉えられない存在なので
はたしてどうなることやら......