秋休みの一日
今日は、安城市の総合運動公園で行われた
「5時間耐久リレーマラソン」の応援。
約1kmのコースを一人一周ずつリレーしていくもので
市内外から200チームくらいの参加があったらしい。
ちなみに個人参加も可能で、
一人で5時間に何周できるかを競うことになる。
さすがに5時間ずっと応援しているのは飽きるので
ときどき駐車場に戻って
車の中で内田樹の『街場のメディア論』を読む。
(写真は駐車場で見かけたフィアット500。かわいい)
『街場のメディア論』が面白くて、
あやうく応援の方を忘れそうになるくらいである。
中心となるメディア論が斬新だし説得力があるのだが
私はむしろ導入部の「キャリア教育論」に惹きつけられた。
ぜひ学生たち(1年生および就職が決まっていない2年生)に
読ませなければならない内容である。
自分のやりたい仕事/向いている仕事を見つけるのではなく
(そんな仕事はなかなか見つからない)
まず仕事をして、それから自分の能力を開花させていきなさい、
というような内容。
これは今度のゼミで資料として使おう、などと考えていたら、
ちょうど就活で悩んでいたゼミ生から、
「内定もらいました!」というメールが届く。
やれやれ。
これでようやくゼミ生のうち半分の就職先が決まった。
5時間耐久のマラソンレースよりも、
イマドキの就活の方がずっと長くて苦しい。
来年は個人で5時間耐久マラソンにチャレンジしてみようかな。