セカイカメラに映る狭い世界 - Life3.0 〜短大教員の雑想

iPhoneユーザになったので、
話題の「セカイカメラ」を時々覗いている。

あまり名古屋の中心部に行かないので
市内がどのような状態になっているのかは分からないが、
うちの近くや、大学の近所はほとんどエアタグが見あたらない。

ところが、である。
先週の土曜日に附属幼稚園で運動会があったのだが、
今日たまたま授業でセカイカメラの話をしたので
ちょっと学内で起動してみたら
急にエアタグが増えている。

よく見ると、
「附属幼稚園」とか「砂場」（笑）とか、
ものすごくローカルな情報ばかりである。

おそらく運動会に来た保護者の誰かがiPhoneユーザで
暇つぶしにタグを付けたのだろう。

幼稚園の砂場のタグなんかが、誰かの役に立つとは思えない。
おそらく当面はこういう無意味なタグが世界中にあふれて
有用な情報が埋もれてしまうのだろう。
初期のウェブのように。

そして、そうした玉石混淆の中から
有益なタグを見つけ出すための仕組みが生まれるのだろう。
GoogleやYouTubeがやっているように。

「セカイカメラで都内をドライブ」