へぼパーティ

(注)虫嫌いの人は写真を見ないようにしてください。


昨夜、同僚のM先生のお宅で開かれた「へぼ」パーティに参加した。
「へぼ」というのは、「ハチの子」のこと。
長野や岐阜あたりでは、昔から肉や魚を食べることができない時に
良質なタンパク源としてハチの子を食べていたのである。
(というようなことを、昨日初めて知った)


北海道人にはまったく馴染みのない食文化である。
(北海道ではサケとか鹿とか冬でもタンパク源に困らないのだ)


「ハチの子」は、長野の松本に行ったときに
ソバ屋で食べたことがあるのだが、
今回は調理済みの料理をただ食べるだけではなく
蜂の巣の状態で購入し、ピンセットを使って
巣からハチの子を取り出す作業からスタート。


5〜6人でもくもくと地味に作業。
巣穴から一匹ずつ白いハチの子を取り出す。
中には成虫(ハチ)になりかけている奴もいたりして
虫の嫌いな人にはかなりショッキングなシーンである。
(だからアップの写真は公開しない)
この作業が2時間ほどつづく。


昨年も「へぼパーティ」に参加し、手慣れた手つきのA先生。


こうして獲れた「フレッシュな」ハチの子をようやく料理。
生姜を聞かせて醤油味であっさり炒める。
なかなか美味である。


ただし、あまりじっくりと皿の上の料理を観察すると
食欲がちょっとなくなるかも。