サクラだより


今年も新学期の準備のあわただしさで
ゆっくりと桜を眺める暇もなかったのだが、
今朝、朝日新聞を読んでいた時に
「サクラだより」なんていうコーナーがあることを知った。



愛知、三重、岐阜、静岡あたりの
桜の開花状況が載っているのである。
でもこの「サクラだより」も今日が最後らしい。


「散りはて」なんていう言葉が哀しい。


生まれ育った北海道とはちがって
こちらでは桜がごく身近な存在である。


満開の桜の迫力を目の当たりにして
平安の人々が、桜を題材にあれほどたくさんの歌を詠んだ理由が
ようやく実感として理解できるようになった気がする。