名桜祭の舞台裏


名桜祭での2年ゼミ生たちの姿を追ったビデオが完成した。


1台のカメラを学生(撮影初心者)に任せていたのだけれど
思ったより「使える」映像が撮れていたのは、
撮られる側の学生たちが
私が撮る時とはまた違った自然な表情を見せているからだろう。



とりあえず学科紹介も兼ねて大急ぎで編集したのだけれど
いくつかの舞台裏ドラマがあったので
時間ができれば、別バージョンを作ろうかとも考えている。


たとえば、
グランドで行う予定だった初日の「スポーツ祭典」が
雨のために室内開催へと変更になった。
ゼミ生の一人がそのスポーツ祭典企画のリーダーなのだけれど
長い時間をかけて準備してきたことが
大幅に変更を迫られることになって
睡眠不足のなか奮闘している様子。


ちなみに
学生たちが体育館でドッジボールを楽しんでいる時に
舞台裏で(安堵で)号泣していたらしい。
(ここは残念ながら撮影できてない)


もう一人は、後夜祭の司会担当のゼミ生。
ふだんは天真爛漫で、リハーサル中や前日などは
いつもの明るい笑顔だったのに、
本番前になると緊張で笑顔がなくなっていく。


そして、3時間の後夜祭を無事に成功させて
ステージを降りてから仲間たちと涙で抱擁しているシーン。
そのすぐ後には
花火を見上げながら、仲間たちと踊っている。


古い言葉だけど、「青春」しているのである。




このあたりのドラマを
字幕やナレーションを使ってちゃんと編集したら
なかなかいいドキュメンタリーになるはず。


......と、ついつい制作者の視点で
学生たちを観察している自分がいることに気づいた...。