奈良へ仏像見物の旅


大学の研究室がエアコン工事で仕事にならなそうなので、
高校の修学旅行で立ち寄って以来となる、
奈良に行ってきた。


今回行ったのは奈良公園の周辺のみで
主に興福寺東大寺奈良国立博物館をじっくり見物。

東大寺

(大仏の横顔)


高校の修学旅行の時に、
昼食を食べながら包丁の実演販売を見せられて
思わず母親の名前入りの包丁を買ったのだが(笑)
それは
この東大寺前のお土産屋のどこかであることを思い出した。
(20年たっても、ほとんど変わってなかった)


出発前は、鹿せんべいを買って鹿と触れ合おうと思っていたが
観光客が少なくて、飢えた鹿たちがせんべい屋の前で待ち構えているので
なんだか身の危険を感じてキャンセル(笑)


ライトアップされた南大門の仁王像は
昼間に見るより迫力あり。


今まで仏像にはぜんぜん興味がなかったのだが、
せっかく来たからと入った興福寺の国宝館や
奈良国立博物館の仏像館で
たくさんの国宝級仏像を眺めて、
その美しさと迫力にすっかり魅了されてしまった。


肉眼で実物を見ると、テレビや写真で見る印象とはぜんぜん違う。
思わず博物館で仏像の本を買ってしまった...


京都に比べて、奈良にはあまり関心がなかったのだけれど
京都とはまた違った「歴史」を肌で感じることができた。
今度はもっと予習してから吉野や飛鳥方面に行ってみたい。

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奈良からの帰りに三重県伊賀上野へ。
伊賀流の「忍者の里」である。


私は子どもの頃から忍者が好きで
横山光輝の『伊賀の影丸』を愛読していたので
ちょっと気になる場所だったのだ。


上野公園にある「忍者屋敷」。
お姉さん(くのいち?)が解説してくれるのだが
突然動きが速くなって壁に隠れたり、
ちょっとウケた。


忍者の使っていた道具や武器も展示されている。


鎖鎌(くさりがま)などの武器は
マンガや映画の世界で創作されたのかと思っていたので
実物を見てちょっぴり感動。
(忍者たちはふだんは農夫を装っているので、
 農夫の使うカマなどの道具を武器として活用していたのだ)


閉館間際で時間がなかったので
今度またゆっくりと訪れたい場所である。