最先端の広報


同僚の教職員には、ツイッターの良さや
ツイッターを活用した広報の可能性を
なかなか理解してもらえないのだけれど、
今日話題になった出来事によって
少しは理解してもらえるようになるかも知れない。


NHK広報局の公式ツイッターの話である。


タレントの「さかなクン」が
絶滅魚を発見したというニュースに関して
NHK広報ツイッターが以下のようにつぶやいた。



これを見たフォロアーの多くが、ふざけて
「さん」を付けろ、と突っ込んで盛り上がった。
NHKツイッターはネタとは気付かず平謝り。


その後のツイート。
謝りながらも「チャオ!」なんて言ってるところが
NHKらしくなく、好感が持てる。


結局ネタだとわかり、以下のツイート。


「だいたい15時を少しすぎたくらいをお知らせします」
なんて言ってるので疑われるかも知れないが、これは
まぎれもなく「NHK広報局」の公式発言である。


あのNHKが、このような人間的なツイートをしていることにより
NHKのイメージが大きく変わっているはずである。
実際にツイッターユーザの多くは、
ちょっとからかい気味ではあるけれど、
NHK広報局(の職員)に好感を持っているにちがいない。
それがNHK全体のイメージ改善へとつながることにもなる。


このように最近は、ツイッターを使って
「組織」としての建前の発言をするのではなく
「一職員」として人間的な発言をすることによって
効果的な広報活動ができることが証明されはじめているのである。


NHK広報局公式ツイッター
http://twitter.com/#!/NHK_PR/