紅葉狩り vs 観楓会


愛知で紅葉スポットと言えば豊田市の「香嵐渓(こうらんけい)」である。
新聞でもテレビでもガイドブックでも
紅葉特集のトップを飾るのは必ず香嵐渓


ただし紅葉の時期には渋滞で有名。
朝の8時には駐車場が満車になるとか。


調べてみると、香嵐渓は我が家から約30km。
車で1時間ほどの距離である。


せっかく愛知に住んでいるので
一度くらいは香嵐渓に行かねば、ということで、
今朝は夜明け前の5時に香嵐渓に向けて出発。


6時過ぎにベストポジションの駐車場に到着。
すでに多くの車が到着しており、
私が到着して15分もしないうちに満車になってしまった。


明るくなるのを待って6時半くらいに散策開始。
吐く息が白くなるが、北海道の秋に比べれば
ぜんぜん寒くはない。


紅葉はピークを過ぎた感じだったが、
7時過ぎに朝日が差してくると
急に輝き始めた。



飯盛山の山頂。


8時過ぎには売店がオープンし始めたので
鮎の塩焼きを食べながら鮎の骨酒を飲んだり
おやきを食べたり
猪鍋を食べたりした。


北海道のニセコとか富良野とかの紅葉とは
やっぱりどこか雰囲気が違っていた。


ちなみに、
こちらのニュースなどではよく
紅葉狩り」という表現を使うけれど
北海道ではあまり使わない。


北海道ではこの時期になると
職場などで「観楓会(かんぷうかい)」という名目で
紅葉の見える温泉宿に泊まって宴会をすることが多い。
要するに、花見の秋版である。


こちらの旅行会社の人(添乗員)は「観楓会」という言葉すら知らなかった。
日本は広い。