鵜飼い見物
かねてから一度は見てみたいと思っていた、
鵜飼いをようやく見ることができた。
日も暮れた19時に屋形船に乗り、
30分ほど遊覧した頃、
かがり火を灯した鵜飼の船が登場し、
いきなり漁がスタート。
かなり間近(一番近い鵜まで1mくらい)で見れたので
鵜の表情までわかって面白かった。
ムービーでは暗くてわかりにくいが、
最初と最後に2回
鵜が飲み込んだ鮎を吐き出している。
漁自体は15分ほど。
おそらく鵜の体力があまり長く持たないのだろう。
その後は船を停めて、鵜匠から鵜飼についての解説を聞いて
全部で1時間ちょっとのショーになっている。
Wikipedia等で調べてみると
鵜飼というのは1300年の歴史を持つ伝統的な漁で、
岐阜県の長良川鵜飼の方は、皇室御用鵜飼。
長良川の鵜匠は宮内庁の職員(国家公務員)なのである。
しかも全部で9人しかおらず、世襲制。
(ちなみに木曽川の鵜匠は犬山市の職員)
船の推進力が「手こぎ」から「エンジン」に変わったくらいで、
それ以外はおそらく1300年間ほとんど変わっていない、
歴史も趣もある伝統芸なのであった。
鵜飼グッズのお土産がなかったのが残念...