「研究室訪問」週間の始まり


1年生が来年度の所属ゼミを決めるための
「研究室訪問」が始まった。


説明会で配布したゼミ紹介の資料をもとに
自分が興味を持ったゼミの担当教員の研究室を回って
詳しく質問をするための期間である。


今までの私の研究室には他人が座る場所がなかったので
掃除をしたり模様替えをしたりして、
そして見られたくないモノは隠して(笑)、
いちおう「来客対応モード」にアレンジしてみた。



今日は昼休みと夕方に、合わせて十数名が来訪。
なぜか多くの学生が、本棚の一番上にある、
目立たないはずの『スラムダンク』全31巻を
目ざとく見つけるのだった。
(授業に使うためにヤフオクでゲットしたものである)



けれども、その奥に置いてある(隠してはいない)
ダースベイダーのマスクについては
気付かないのか、見て見ぬふりをしているのか、
残念ながら誰もがノーコメントなのであった。


それはともかく、
この研究室訪問は、学生が所属ゼミを決めるためのもので
教員は「選ばれる側」であるように見えるのだが、
実は、研究室を訪れる際の態度によって
(ちゃんとノックをするかどうか、積極的に質問をするかどうか、
 説明を理解しているかどうか、などなど)
担当することになるゼミ生の資質と適性を
教員側がチェックする機会でもあるのだった。


面接みたいなものである。


こういう手の内をブログに書くのは良くないかも知れないけれど
教員のブログをチェックしているかどうか、というのも
ある意味では、私のゼミの適性の一部なわけである。