悲願(?)達成!


土曜の入試業務終了後、大急ぎで大阪へ行ってきた。


前任校の学生たちが、まだ私が前任校にいた時に
取材・制作していたドキュメンタリー作品が、
なんと、
「地方の時代」映像祭の一般の部で優秀賞を受賞したのだ。
パチパチパチ(拍手)



「地方の時代」映像祭といえば、長い伝統があり
市民映像の最高峰ともいえるコンテストである。
(放送局部門では、全国のテレビ局が自慢のドキュメンタリーを出品)
その筋の人たちにとっては、一生に一度でいいから受賞してみたい
という、憧れのコンテストでもある。


今年の会場は関西大学


今回、私が指導(らしきこと)をしていた学生たちが
稚内の抜海港で越冬するアザラシをめぐる問題について
しっかりとした、いいドキュメンタリーを作った。


制作メンバーの中心となったMは、3年くらい前までは
構成力も日本語力も(笑)まだまだ、という状態で
私が細かく指示をしなければ作品にならないレベルだった。


やがて彼は経験を積み、私の注文や手直しの回数も少しずつ減り
全国の数多くのコンテストで入賞やグランプリを取るようになった。


今回の作品では、私は構成に関してはまったく口を出していない。
ちょうど制作をしていた時期に、私が大学を移ることになったので
じっくりチェックする時間がなかったせいもある。
試作段階で1、2度作品を見て、ちょっと感想を言ったくらいだ。


そして、完成作は今日の上映会で初めて見たのだが、
構成に関しては何一つ、文句のつけようがなかった。
(ナレーション原稿にやや気になる点があったが...)
一般の部で確かにトップに値する作品だった。
(2位は愛知のケーブルテレビ局の作品)


もう、私の指導を必要としないレベルになっていた。


私が大学を移ることになって一番気がかりで
責任を感じていたことでもあったが、
もうそうした心配はしなくてもよさそうだ。


旧ゼミ生たちと再会


ちょっと褒めすぎたか。