オペラ座に棲む霊
今日は芸術鑑賞ということで、
学科全体で劇団四季の「オペラ座の怪人」を鑑賞。
私自身、ミュージカルを見るのは
20年以上前にロンドンで観た「レ・ミゼラブル」、
(ちょうど「オペラ座の怪人」が公開されたばかりだったが
そちらは大人気のためチケットは取れず)
10年以上前に札幌で観た四季の「キャッツ」
以来、3回目。
そして、実はあまりミュージカルは好きではない。
ロックのライブは大好きである。
(ストーンズのライブDVD「シャイン・ア・ライト」最高)
さて、今回の「オペラ座の怪人」は──
("Phantom"を「怪人」と訳すのが気にかかるが、それはさておき)
一番後ろの座席だったので
出演者の表情がよく見えず、なんだか音量も小さいような気がして
歌声が私の心まで響いてこなかった。
(ラグーナ蒲郡の花火ショー「ミスティ・ノーチェ」の方が感動的だった)
年をとって感受性が鈍くなり、
ツラの皮も全身の皮膚もぶ厚くなってしまって
内臓まで揺さぶるような大音響でないと
音楽が体を突き抜けて心まで響かないようになったのかも知れない。
あるいは、
私の血液はエイトビートで流れているのさ、
とでも言った方がカッコいいのかも知れない。
帰りに、初めて名鉄デパートに行き、
もうすでにヤングではないのに「ヤング館」に入ろうとしたら
やたら大きな人に通せんぼをされてしまった。
ガイドブックでは見たことあるけど
初めて本人(実物)を見た。
「ナナちゃん」。