学生の市民メディア活動


YouTubeで愛知周辺の観光映像を探していたところ、
K学院大学の女子学生たちが、県内だけでなく
東海エリアの主要観光スポットを紹介している
情報番組のチャンネルを発見。
http://www.youtube.com/user/podwalkkinjo


きちんとポイントを押さえて丁寧に作られており、
すでに100本以上の番組(1本5〜10分程度)が公開されている。
動画による観光ガイドとしては
非常に充実したコンテンツであると言える。


東海エリアの各テレビ局も、この手の地域情報番組を
かなりたくさん放送しているようだけれど
当然ながらウェブで公開なんてしていない。


地元地域に住む一般市民(学生)が
きちんと取材をして情報番組を作り、ウェブで公開する。
そのコンテンツが地域内外の人にとって観光情報として役に立つ。
これも一つの立派な「市民メディア」活動である。


これはヤラれたかも知れないぞ、と
最初は感心したり悔しい思いをしたりしながら
何本かのコンテンツを見ていたのだが、
しだいに何か物足りなさを感じ始めた。


そして、ちょっと安心(?)をしたのだった。


これは、私が理想としている市民メディア活動とは
ちょっと方向性が違うようだ、と。
(もっとも、K学院の学生は自分たちが「市民メディア活動」を
 しているとは思っていないだろうけど...)


具体的に何がどう違うのか、
そもそも市民メディアとは何なのか、
などを書き始めたところ
文章がものすごく長くなってしまったので
(しかもまだ書き終えていない)
このブログでは書かないことにした(笑)
いつかどこかの雑誌に原稿を依頼された時にでも
書き上げようかと思う。


いちおう稚内での学生たちのメディア活動も紹介しておく。
どちらも、地元に住む大学生が作った、地域の魅力を紹介する動画コンテンツ。
果たして両者に何か違いはあるのだろうか?
http://www.youtube.com/user/takayasemi