キャンパス探索


天気が良くて、ちょっと時間も出来たので
初めてキャンパス内を歩いてみた。


カメラを持って桜を撮りながら歩いていたのだが
午後から健康診断があったらしく、
(レントゲン撮影車がいた)
誤解を招きかねないので早めに引き上げた。


ここのキャンパスは、斜面を利用して建てられており
建物群を縫うようにたくさんの小径がある。
南北に整然とした道しかない札幌で生まれ育った私は
こういう曲がりくねった小径が大好きなのだ。


キャンパスでおそらく最も古い0号館(写真)は
私とほぼ同じ年齢の建物で、
なんだか国立大学みたいな雰囲気である(笑)
私が通った北海道の某国立大学もこんな雰囲気だった。





当時は、建物がキレイかどうかとか、
最新設備が整っていて便利かどうかなんて
ぜんぜん気にしなかったものだ。


大学生活が楽しければ、それでよかった。
おそらく、ここの学生たちもそうだろう。


あの頃より年をとった私は
洋式トイレがないとか、研究棟に自販機がないとか、建物が古いとか、
なんだかずいぶんワガママで贅沢な人間になってしまった。