第51回 名桜祭


キャンパス最大のイベント「名桜祭」が無事に終了。


学生たちのいつも以上に生き生きとした姿を見ることができるし
遊びに来る卒業生たちと再会できる貴重な機会でもある。
今年は過去3年のゼミ生たちが遊びに来てくれたのだけれど
誰がどの年の卒業生だったか混乱して困った(笑)


初日の金曜日は、学内だけのスポーツ大会(通称「スポ祭」)。
夕方から一般公開の前夜祭。


参加者全員でラジオ体操。

愛知に来て初めて知った「棒引き」。


土曜日から模擬店オープン。
1年ゼミは「焼き鳥」。


2年ゼミは「くるくるウィンナー」。


昼になると、例年通り多数の来場者が来て
各模擬店の売れ行きは好調だった模様。


子供たちに大人気の「お化け屋敷」


学科展示


午前中は今期最後のオープンキャンパスも開催。


最終日の日曜は、3年連続の雨 (> <)
でも来場者はかなりの数で、両ゼミとも早々に完売したのだった。


久々に軽音のライブにも足を運んだ。2年ゼミ生のバンド。


今年も後夜祭は体育館で開催。
2年ゼミ生が司会をしていたので、ちょっと不安...


フィナーレは、大学祭実行委員のメンバーたちが
来場者を見送る「ファイヤーロード」。


実行委員、模擬店、サークルなど、ゼミ生たちが
いろいろな場面で活躍していたので
彼女たちの様子を撮影するのに忙しかった。


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秋のセミナー


1年生の恒例行事「秋のセミナー」で、
南信州泰阜(やすおか)村に行ってきた。


山の斜面に家が点在する、
愛知とはまったく環境が異なる村である。



季節は愛知より一足早く、秋。
ちょうど米の収穫が終わった頃であった。



初日は村の受入家庭の人たちと交流会。
餅つきをしたり、一緒に昼食で猪鍋を食べたり。




2日目は、受入家庭での半日ホームステイ。
それぞれの家庭によって体験内容は異なる。


こちらは、眺めが良くてオシャレな家庭。



フルーツティーと、
飼っている蜂の巣からとれたハチミツをつけた
シフォンケーキをいただいた(^^)



こちらの家庭ではコンニャク作りを体験。



半日の滞在とはいえ、最後は涙の別れになる家庭も多かった模様。




帰りに寄った道の駅では、その日の朝に採れたという松茸が(゜o゜;
5000円〜6000円したけど、天然物なので安いような、高いような...


映像制作集中講義@新発田


敬和学園大学での映像制作集中講義「現代メディア論I」のために
1年ぶりに新潟県新発田市へ行ってきた。


本務校の短大では映像制作に時間がかけられないので
この集中講義が楽しみになりつつある。


今年は、以前から気になっていた新発田川にスポットを当ててみた。
川というより、市内を流れる水路である。



今回の受講生はコミュ力があって、
市民へのインタビューもちゃんとできていたし
嫌がらずに体を張っていたし(笑)
過去最高の取材・撮影ができたいたように思う。


歴史のある味噌屋さんにインタビュー。


ただし、良い素材が撮れたぶん
限られた時間の中での編集作業が難しくなるわけで、
なんとか見れる形にした、というところで終了。
4日間しかない集中講義の限界か。


編集作業中。


個人的には、久々に接した男子学生たちの
「男子学生らしさ」が新鮮だった。
「編集ヤバイんで、明日は9時から来ます!」
と言っておきながら、予想通り寝坊したり(笑)


学内での上映会の様子。


あとは
もう少し新潟が涼しければ、言うことないのだけれど。


完成した作品は、さらなる手直しをしたあとで
YouTube上で公開する予定である。

南紀白浜の旅


一泊二日で南紀白浜への旅。
初めての和歌山県


まずは千畳敷海岸。
同じ「千畳敷」でも、北海道の枝幸とはかなり風景が違う。



続いて
かつて熊野水軍(海賊のようなもの)が船を隠していたという三段壁洞窟へ。
ワイルドで秘密基地っぽくて、なかなか良い。
しかし、こんな波の強い洞窟に船を入れることはできたのだろうか?


左側が入江。


洞窟の奥側。船の格納場所らしい。


熊野水軍。浴衣かよ!(笑)



今回の旅の目的である「アドベンチャーワールド」へ。
パンダが何頭もいて、上野動物園とはちがって見物し放題(^^)



基本的に、いつもだらしない格好で笹をかじっていて、
茶の間で一升瓶を片手に珍味をかじっている親父みたいである。



こっちのパンダは、酔っ払って帰ってきて
玄関で寝てしまったお父さんみたいである(笑)



アドベンチャーワールドは、動物園と水族館とサファリが
一緒になったような贅沢で広大な施設で、
いろいろな楽しみ方ができる。


遠くに海が見えるイルカショー。


最後はサファリ。


白浜の海岸を眺める時間的余裕はなかったのが残念。
和歌山ラーメンが予想を超えて美味しかった。


そして、初めて見たパンダに可愛げがなかったな...。

堀川散策


以前、名古屋の中心部を歩いていた時に見かけた、
「堀川」の雰囲気が気になっていたので
いつかゆっくり観察してみたいと思っていたのだけれど
まだ暑さが本格化する前の今日、
ようやく実現させることができた。


スタート地点は、熱田の「七里の渡し跡」。
昔は熱田のあたりまで海があったので
江戸時代に東海道を旅した人たちは
熱田神宮を参拝した後で伊勢神宮に向かう時には
ここから三重県の桑名まで船に乗ったのである。
その距離がおよそ七里(約20km)だったらしい。


常夜燈。今で言う灯台


当時の船着場と宿場町(宮宿)の様子。


この辺りの川べりはキレイに整備されており
公園も多く、散歩やランニングをしている人も多い。


堀川には源流(水源)がなく、庄内川から取水しているため
水の流れが悪く、川は汚れている。
それでも魚はいるらしく、鵜(う)が魚を獲っていた。


眺めはキレイだけれど、軽く泥の臭いが...。


しばらくすると、川幅が狭くなる。
環境改善のための護岸工事もあちこちで行われている。


熱田の中心部に近づくと、川沿いを歩く道はなくなってしまう。
かつて舟運が栄えていたらしく、船着場があったり
材木店もいくつかあった(写真左手前)。
木曽川とつながっているので、木曽地方から木材を運んできていたようだ。


ひなたぼっこをする鵜とサギ。


今は使われていない水門。
かなり立派な造りをしている。


名古屋市内の重厚な橋(岩井橋)。


名古屋市内。
あまり、川としての存在感はなく、
川沿いを歩くことはできない。


伏見周辺。
この辺りだけは、川沿いに飲食店が並んでいる。
写真はフレンチ・レストラン。


その先では
居酒屋やカフェが川沿いにテーブルを出している。
ちょっと、大阪の心斎橋あたりに似ている。
(ただし、ほんの100m〜200mの範囲だけ)


その先に進むと、また川の存在感は薄くなる。
清須の五条川に架かっていた橋を移築してきたという五条橋。


川を眺める人もあまりいない。
眺める場所もあまりない。


名古屋城の手前あたり。
鯉が泳いでいた。写真手前。


この先は、名古屋城の堀につながっているらしい。
名古屋城には何度も行っているし、
9kmくらい歩いて疲れてきたし、
腹も減ってきたので、ここで撤退。


期待していたよりは、風情がなかったなぁ...

初フルマラソン完走記


初めてのフルマラソンを無事完走!
出場したのは「洞爺湖ラソン」で、
洞爺湖をぐるっと一周するレース。


昨年秋に洞爺湖ラソンの話を聞いた時に
なぜか「出場してみよう!」と思い立ち、
この日に向けてトレーニングを重ねてきたのだった。


直前に足裏を痛めたり腰を痛めたりしたものの
なんとか痛みなく走れるまでに回復して前日夕方に洞爺入り。
泊まったのは、北海道人にはテレビCMでおなじみの
「宇宙一の大浴場」がある洞爺サンパレス (^ ^)
確かに風呂の種類が多くて広かったけれど、
日本一かどうかもアヤしい...


さて、ホテルの窓からあらためて洞爺湖を見渡すと──
大きい... (゜o゜;
本当に周囲は40km程度しかないのだろうか?
走って一周するなんて無謀にしか思えないのだった。



2月に出場した犬山ハーフマラソン
後半失速した原因が「燃料不足」だと判明していたので
その反省から、今回は朝食をしっかり食べた。
(前夜のバイキングも、もったいないのでかなり食べた...)
朝6時に、おにぎり3個とモチを2枚、煮玉子1個。
レース1時間前には、大福を1つ。


ポケットには、エネルギー補給用のジェルを4つと
BCAA(筋肉のエネルギー源となるアミノ酸)の粉末を2袋。


9:30にスタート。
食べ過ぎたせいか、スタート後の2kmほどは脇腹が痛くて
食べたものを吐き出しそうな気分...


温泉街の大きな道路から湖畔の田舎道に入ると
波が寄せる音、ヒバリやカッコウのさえずり、
そしてランナーたちの無言の足音だけしか聞こえず
暑すぎず寒すぎず、風もなく、
沿道には桜がまだ咲いていたり、農家で畑作業をしていたり
空気がキレイでのんびりしていて
とても気持ちのいいコースだった。
湖畔のために直線コースがほとんどなくて
起伏も多くて退屈しないコース。


10年くらい前に
このエリアの沿道風景を撮影する仕事で
この道を通ったことを思い出した。


Googleストリートビューより)


沿道に民家がほとんどないので応援者がいないのだが
5kmおきに給水ポイントがあり、
地元の高校生が元気な声で応援してくれる。
その声が何百メートルも手前から聞こえるので励まされる。


小出監督の指示通り(著書を読んだだけだが)、
前半は抑えめのペース(キロ5分30秒くらい)で入り
後半からスピードを上げる予定だったのだが、
周りのランナーにつられて(負けたくなくて)
キロ5分10秒前後のペースをキープ。
体調は悪くなく、足の痛みもないので、
このペースでいけるところまて行くしかない、と
小出監督の指示は無視することにした(笑)


15km地点から約10kmおきにジェルを摂取。
汗はほとんどかいていなかったが
給水ポイントでもスポーツドリンクを少しずつ飲んだ。


過去の体験記で悪評の高かった、
20km過ぎからダラダラと4kmほど続く上り坂も
(大高緑地で坂道トレーニングをしていたせいか)
特にキツくも苦しくもなく、それほど長くは感じなかった。
下りで勢いをつけて、30km地点まではきわめて快調。


ただし、
練習でも30kmまでしか走ったことがないので
ここから先が未知の世界である。
一流アスリートでも30km以降に失速したりするので
慎重にエネルギーを補給しながら走る。


身体が少し重くなってきている。
32kmの表示を見て「まだあと10kmもあるのか...」とゲンナリ
どうやら、肉体よりも精神的に疲れてきているようである。


ペースもキロ5分30秒前後に落ちてきた。
仕方がないので小休止して足のストレッチをすることに。
村上春樹はランニングに関する著書の中で
「それでも立ち止まらなかった」なんてカッコよく書いていたけれど
完走できなければ意味がないと思い、カッコいいセリフはあきらめた。
下半身の筋肉がバリバリに固くなっていて
膝の屈伸をするのにひどく時間がかかった。
それでも2回屈伸をしただけで、再び走り始めたらスピードが回復。
上半身がついていかなくて、後ろに倒れそうになったほどである(笑)


ここから、1キロ1キロがひどく長く感じるようになり、
ひたすら次のキロ表示の看板を探しながら走る。
湖畔のサンパレスがひどく遠くに見える。
景色を眺めている余裕はない。
周りのランナーにも歩き始めた人やストレッチをしている人が増えてくる。
誰かに追い越されても気にならなくなってきた。
メンタルが弱って競争心を失っているのだった。


それでも、どこにも痛みはないので、とりあえず完走はできそうだと確信。
目標のサブフォー(4時間以内)も達成できそうな気配。
その後は2kmおきにストレッチをして、足を回復させつつ走る。
遠くから聞こえてくる給水ポイントの高校生ボランティアの声援に励まされる。


40km手前で、この日最低のラップ(キロ6分台)に落ちて
ラソンの距離を42.195kmに定めた人を呪いはじめたものの、
残り2kmになって温泉街が近づいてくると
メンタルが復活してペースアップ。
ゴール直前では5、6人の集団を抜いてフィニッシュ。


ストップウォッチを止めるのを忘れていたが
ゴール地点の時計では3時間48分台だった。
(スタートまでのロスが1分くらいあるので、実質47分台)
某公務員ランナーのように倒れこむほど弱ってはおらず、
女子高生が肩にタオルをかけてくれたりドリンクをくれたりするので
ぜんぜん疲れてないような顔をしていた。
(実際、前回のハーフマラソンのゴール後の方がしんどかった)


温泉街と羊蹄山


この時点で、帰りのバス出発時間まで2時間半ほど。
本当はレース後も一泊して祝杯を上げたかったのだが
翌日に授業があるため移動せねばならず
急いでサンパレスに戻って温泉で汗を流し、
缶ビールを1本だけ飲んでからバスで新千歳空港まで移動。
このバスの2時間が肉体的につらかった (> <)
空港では味噌ラーメンとソフトクリームを食べて北海道に別れを告げ、23時半に自宅に着いた。


レースが終わってから、バタバタしていたためか
完走の達成感がいまだに湧いてこないのだった...


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NPO法人の定例総会


例年ゴールデンウィークには
代表を務めているNPO法人の総会があるので
今年も二泊三日で北海道・稚内へ。


千歳-稚内便は、プロペラ機。
みんな珍しそうに記念写真を撮っていた。
ま、私も撮ったけどさ。


稚内到着後、まずやったことといえば──
味噌ラーメンを食べること。
稚内駅前の「悦ちゃん」へ。


店員さんの愛想はあまり良くなく、
盛り付けもざっくりしているけれど(笑)
味は私が求めている理想に近い。
挽き肉とタマネギの組み合わせが良くて
タマネギの甘さが味噌によく合う。


初日の夜は、打ち合わせを兼ねてメンバーの知り合いの店へ。
決してキレイな店ではないのだが
出てくる料理(の素材)が絶品。


その日の朝に地元で採れたナマコ、ウニ、ホタテ、ホッキ。
いずれも稚内を代表する食材で、
久々に食べると、やっぱり抜群に美味しい。


ホッキとアスパラのバター炒め。
ホッキが肉厚でやわらかく、最高(^^)


愛知で生活をしていると、
自分の舌(味覚)がおかしくなったのではないかと
不安になることが多いのだが
(それだけ味や旨味のない食材が多いので)
北海道に戻ると、味覚が戻って安心できる(笑)


そして、
事前にリクエストしていたジンギスカン
しかも、一番チープで懐かしいタイプの丸型冷凍ラム肉。



タレはもちろん、ソラチとベル!
「成吉思汗」と書いて「ジンギスカン」!



このタイプの安いジンギスカンを食べたのはものすごく久々なので
違う意味で美味しかった(^ ^)


総会の方もちゃんと開催。
今ではメンバーが全道(全国)に散らばっているため
仕事の関係で参加できない人も多いのだが、
数年ぶりに会えたメンバーもいたし、
恒例の新作上映会では刺激を受けた。


帰りの千歳空港では、こちらも久々のスープカレー
ただ、値段の割には「...」という味だったかな。


今回はソフトクリームを一個も食べてなかったことに気づいた
(;_;)


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